米コンソーシアムが次世代炉地点を選定 07年末にも認可を申請

 米国で原子力発電所の新規建設を目指すコンソーシアム「ニュースタート・エナジー・デベロップメント」は、米国原子力規制委員会(NRC)から次世代炉の建設・運転一体認可(COL)取得に向けた実証を行うサイト2地点を選定した。ニュースタートは近くCOLを申請する方針で、2011年にも取得する見通しだ。

その後、ニュースタートを構成する米電力・原子力メーカー11社は同コンソーシアムからCOLを引き継ぎ、次世代炉の建設を開始。早ければ14年にも初号機の運転開始となる。

 ニュースタートが選定したサイトは、テネシー峡谷開発公社(TVA)のベルフォンテサイトと、エンタジーニュークリア社のグランドガルフサイトの2地点。ベルフォンテでは米ウエスチングハウス社(WH)と米ミクログリーンフィールドクラブ・オーダー社の「AP―1000」の、グランドガルフでは米ゼネラル・エレクトリック社(GE)とミクログリーンフィールドクラブの「ESBWR」の、それぞれCOL取得を目指す。

 今後ニュースタートは、両次世代炉のCOL取得に向けて環境影響調査や詳細なエンジニアリングなどを行う。

 同コンソーシアムは今年3月に、COL実証に関する協力協定を米国エネルギー省(DOE)と調印。COL実証に必要な5億2千万ドルをニュースタートとDOEが半分ずつ負担することになった。

 同コンソーシアムは今年3月にモデルサイトの候補地6地点を予備選定し、今夏から6地点を対象に75項目の評価を行っていた。ニュースタートはエンタジーニュークリア社などの電力9社とWH、GEの原子力メーカー2社、ミクログリーンフィールドクラブなどで構成されている。

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